文化生活 2017年9月

読書

2017/9/8 Fri.  井山裕太『勝ちきる頭脳』幻冬舎

結局「勝ちきる頭脳」の持ち主は張栩九段だったようです。井山七冠の勝ちきる頭脳の説明は無かったように思います。ただただ「打ちたい手を打つ」ことに全力をかけている、とのことです。

2017/9/21 Thu.  今村俊也『世界一厚い碁の考え方』マイナビ出版

関西棋院の中堅棋士。派手さはないいぶし銀。この本を読んで、一挙にファンになりました。最近は、YouTubeで今村九段の対戦動画ばっかり観ています。

映像

2017/9/13 Wed.  映画「ダンケルク」@TOHOシネマズ高知

クリストファー・ノーランの最新作(2017年現在)。映画の中で時間軸をこねくり回すノーラン監督。複雑に絡み合う時間の流れを、緊張感を切らさずに描ききるのがノーラン監督の真骨頂です。

で、この映画、「ダンケルク」。今回も「フランスから一刻も早く逃げ出したい兵隊さん」「英国空軍のエースパイロット」「祖国の兵隊を助けるために船をフランスまで出す一般イギリス人」の三者の時間軸が、ノーラン流に「必要以上」に複雑に絡まります。陸と空と海の当事者からこの歴史的作戦を描こうという意図は十分わかるのですが、この先どうなるかわからないという当事者達の緊張感と不安感が、「メメント」「インセプション」「インターステラー」などの作品から比べると、やや途切れがちだったように思います。こうなると複雑な時間軸だけが取り残され、鑑賞者は幾度となく、現実(映画を理解しようとしている自分)に引き戻されてしまいます。あまりにも期待が大きかった分、やや残念な作品でした。(IMAXで観るともっといいかしら?)

英国空軍のエースパイロット役のトム・ハーディ。今回も「ダークナイト・ライジング」「マッドマックス 怒りのデスロード」に続いて、ほとんど「マスクで顔を隠している役」でした。

舞台

2017/9/16 Sat.  第五回岡山烏城落語会「柳家三三・春風亭一之輔二人会」@おかやま未来ホール

  • 1、開口一番、牛ほめ(立川しらぽ)※しらぼさん、イケメン。
  • 2、転宅(三三)
  • 3、粗忽の釘(一之輔)
  • 4、蛙茶番(一之輔)
  • 5、元犬(三三)

会場には妙齢のご婦人が多く、やや艶っぽい噺がかけられました(「転宅」「蛙茶番」)。「粗忽の釘」は引っ越した後から始まるショートバージョン。一之輔師匠の「粗忽もの」は、現代的な笑いも取り入れながら、やはり絶品の爆笑の渦。「蛙茶番」は艶っぽいというより「下ネタ」ですが、珍しい噺でとっても得した気分。柳家の伝統的前座噺の「元犬」、今回は「生き別れた母犬に出会うバージョン」でたっぷりとトリで披露されました。

ただ、会場では口演中に、同じ人(らしき人)が3度も携帯を鳴らすという大惨事(マナーモードの設定方法もわからないくらいのご高齢だったのだと思うことにしています)。観客のこちらが二人の師匠に謝りたいくらいです。これに懲りずに是非また岡山に来てくださいませ。

気になる今後の「岡山烏城落語会」

手渡されたパンフレットには、岡山烏城落語会の今後の予定が・・・。田舎の岡山にも落語ブームの波が(やっと)押し寄せているようです。

  • 平成29年10月29日(日) 京の噺家桂米二でございます
  • 平成29年11月11日(土) 立川流一門会(龍志・談笑・晴の輔・らく人)
  • 平成29年12月24日(日) 柳家さん喬・柳家権太楼二人会
  • 平成30年1月27日(土) 柳亭市馬・柳家花緑二人会
  • 平成30年2月25日(日) 笑福亭銀瓶の噺を聴く会
  • 平成30年3月31日(土) 桂雀々・三遊亭歌之介・古今亭菊之丞落語会
  • 平成30年4月21日(土) 立川志らく独演会
  • 平成30年5月20日(日) 林家木久扇・木久蔵親子会

談笑、さん喬、権太楼、市馬、歌之介、志らく(以上、敬称略)、見逃せません。

木久扇さんはまた林家彦六師匠の選挙応援の噺でしょう、たぶん。

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