L.ヴィトゲンシュタイン

起業家ロングインタビュー2016
第1回 コンセプトボックス代表 山岡 匡(1)

「スゴウデのウェブデザイナーと思いきや、若い経営者の話し相手。そんなスタンスで仕事してます」

コンセプトボックスのやまおかくんと話してみた

写真と文: 大村 幸男(おおむら ゆきお)

「ホームページでモノが売れることで、会社が変わってきます」
クライアントと二人三脚で売れる仕組みを考える

コンセプトボックスは、単なるホームページ制作会社か?答えはNOだ。少なくともスタッフはそう考えていない。では果たして何をしている会社なのか?

「クライアント企業が持っている問題を、微力ながら一緒に解決していきたい。その方法が今はインターネットだということです」と代表の山岡は語る。いざホームページを作ろうとすると様々な問題があらわになるらしい。「集客方法のマンネリ化」などはいい方で、「部署間の意思疎通がとれていない」「めんどくさいことは秘密にする」などなど。

「だからホームページを作るだけでも、クライアント様の事業全体を把握しないことには全く前に進めません」。クライアントとコミュニケーションを取り、ああだこうだと議論を重ねることが、最初の仕事になるのだ。「これらの問題を解決しながら作ったホームページは、自然と売れるページになっていきます」。

ただ見た目のきれいなホームページを作るだけでなく、コンサルティングを元にした「売れるウェブサイトを提案する会社」というのが先の問いへの答えになりそうだ。

 

オフィス

 

企業とお客様の「あいだ」が硬直化している

「売れない時代」とまた言われ始めた。「最近に始まったことではないけれど、特に顕著になってきたのが、プロフェッショナルのお店(会社)から買わなくなったこと。なんでプロのスキルをもっと利用しないんでしょう」。高知の地場にも利用すべき知識やスキルを持った企業はたくさんある。けれど、売れずに疲弊している。

山岡は言う。「プロフェッショナルの会社と、今は遠のいてしまったお客様を引き合わせること、「あいだ」を取り持つことが僕の仕事。それは世界中のお客様かもしれないし、高知のお客様かもしれない。今は、そのツールがインターネットやITだということです」。

「クライアント企業とその顧客のコミュニケーションの新しい形を作ること」が、彼が日々取り組んでいることだ。

ホームページでモノが売れることで、会社が変わってきます

コミュニケーションがうまく動き出すとページでものが売れるようになる。商品が売れるといううれしいもので、その経験は人を活発にする。「ホームページに注文が入るようになって、社員さんに活気が出てきたということをよく聞きます。自分のことのようにうれしいです」。会社の活性化に一役買うこともあるようだ。

「クライアントのIT担当の多くは跡取りさんがやるんですね。僕と一緒か、少し上の世代。いろんな気持ちがある中で、ホームページが成功することによって、息子のやってることを親が認め、息子は自信をつけつつ親の苦労を知る、そんな場面に立ち会うのも、僕の喜びの一つです。同じ息子としてね」。

シャシンヤドットコム

コンセプトボックスの制作事例

シャシンヤドットコム

堀詰・八千代カメラの写真プリント通販サイト。全国のお客様から写真データを転送していただき、高知でプリントして発送している。「ネット通販の基本は「正直である」ということを身をもって知った事例です」。「細かな情報まで包み隠さず知らせる姿勢が信頼となります」。
http://www.shashin8.com